なんちゃって紀行

 




西方見聞録 〜 イラクとインドの記憶のかけら


 
西方見聞録 1 西方との出会い

子供の頃、地図を眺めて異国に思いをはせたことがなかっただろうか?
1960〜70年代「兼高かおる〜世界の旅」や「素晴らしい世界旅行」という内容の充実した紀行番組が放映されていた...

西方見聞録 2 シャット・アル・アラブ

ここはイラク南部のバスラ市。暑い、夏の最高気温は普通に摂氏48度くらいになる。
暑さを避けるため特に急ぐ用がないかぎり人々は日中の午後、屋内で過ごしている。朝 8時に開く店舗は正午に閉店...

西方見聞録 3 クルナ、エデンの園といわれるところ

クルナはバスラの北北西50Kmに位置し旧約聖書の創世記にある 'エデンの園' の地であるといわれている。
地名al-Qurnaはアラビア語で角(かど)の意味。英語のcornerに対応する。これらの単語は語源は共通のようである。...

西方見聞録 4 バスラの街 〜 浮き橋

バスラは千夜一夜物語「船乗りシンドバッドの物語」で有名な冒険の起点となった街だ。
2007年時点の人口はおよそ100万。イラク第2の都市である。アラビア湾の奥深く悠久の大河が海に注ぐ場所にあり ...

西方見聞録 5 バスラの街 〜 市場

港湾都市のバスラは水の恵みが豊かだ。
街はシャット・アル・アラブを中心に造られており水資源が豊かだ。この潤沢な水はバスラ特産のナツメヤシの品質...

西方見聞録 6 バスラの街 〜 建物と街並み

バスラは中東のベニスと呼ばれた街である。
運河を取り入れ街並みが発展していったそうだ。昔は前頁のスークのように出窓のある建物が立ち並び風情のある眺...

西方見聞録 7 職場はバスラ大学

バスラ大学はイラク南部の都市バスラにある総合大学だ。
2014年現在、14の学部で構成されておりイラク南部における高等教育の拠点だ。四つのキャンパスがありQarmat Ali...

西方見聞録 8 バスラ大学への通勤路

バスラの街からシャット・アル・アラブを渡ってタヌーマ地区に入ると右手に広大なナツメヤシの森が広がる。
厳しい暑さの予感漂う朝の空気が一日の始まりを告げるなか車窓から見えるナツメヤシはどれも立派だ。イラクの国...

西方見聞録 9 バスラ大学 〜 土嚢

ここは大学、自由で落ち着いた雰囲気の中に戦争の影が見える。
大量の土嚢が積んである。日本でこれを見るのは水害などの報道だが、ここバスラにおいては置く場所が少々異なっ...

西方見聞録10 バスラ大学 〜 お茶の時間

ここは大学、自由で落ち着いた雰囲気の中に戦争の影が見える。
大量の土嚢が積んである。日本でこれを見るのは水害などの報道だが、ここバスラにおいては置く場所が少々異なっ...

西方見聞録11 バスラ大学 〜 バスラレモン

茶室に行くと風邪をひいている人が多い。何時もと違って少し色の薄い茶を飲んでいる。それをいただいてみると
強烈にスッぱい。この酸味に似たものはレモンのそれである。...

西方見聞録12 バスラ大学 〜 受入れテスト

イラクのプロジェクトはすべて国家が管理している。
発注するのも国家なら受け入れの検証もそうである。国の決めた手続きをクリアしてはじめて代金の支払いがなされる...